リタイアは失敗ではなく、安全のために必要な判断です。日本陸連は、レース中に体調の異常を感じたら早めにやめる勇気を持つよう呼びかけています。大会ごとの手順を参加案内で先に確認しましょう。
すぐにスタッフへ伝えたい状態
胸や背中の痛み・不快感、強い息苦しさ、意識がぼんやりする、まっすぐ進めない、強い吐き気などがある場合は、自力で先へ進もうとせず近くのスタッフや救護へ知らせます。症状が重大か自分で判断できないときも相談してください。
筋肉や関節の痛みが強くなり、歩き方が変わる場合も続行へ固執しません。関門に追われて急に無理なペースへ上げることも避けます。
途中棄権の基本的な流れ
- 安全な場所へ移動する
- 大会スタッフへ競技中止を伝える
- 救護が必要なら申し出る
- 計測タグやゼッケンの扱いを確認する
- 指定の収容方法で会場へ戻る
- 荷物を受け取り、同行者へ連絡する
勝手にコースを離れて帰宅すると、行方確認が必要になることがあります。必ず大会側へ棄権を伝えます。収容バスはすぐ出発するとは限らないため、待機場所と防寒方法も確認します。
同行者との連絡を決めておく
応援者と「予定地点に来なければどこで待つか」「棄権時はどの手段で連絡するか」を事前に決めます。スマートフォンの電池切れに備え、大会本部や宿の連絡先を控えます。
リタイア後
症状が改善しても、無理に観光や長距離移動を続けません。胸部症状、意識異常、強い痛みなどがある場合は救護や医療機関の指示に従ってください。原因の振り返りは安全が確保されてから行います。
よくある質問
関門で止められた場合もリタイアですか?
競技終了となり、係員の指示に従って収容されるのが一般的です。計測タグなどの扱いは大会ごとに異なります。
歩けるなら自分でホテルへ帰ってよいですか?
大会へ競技中止を伝えず離脱しないでください。交通規制やコース外移動の安全もあるため、スタッフの指示に従います。