マラソンをリタイアする判断|途中棄権の伝え方とその後の動き
マラソン中にリタイアすべき体調のサイン、スタッフへの伝え方、計測タグ、収容、家族との連絡など、途中棄権後の基本的な動きを解説します。
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リタイアは失敗ではなく、安全のために必要な判断です。日本陸連のスタート前チェックリスト (新しいタブで開きます)は、レース中の異常を感じた際の中止判断も案内しています。大会ごとの手順を参加案内で先に確認しましょう。
すぐにスタッフへ伝えたい状態
胸や背中の痛み・不快感、強い息苦しさ、意識がぼんやりする、まっすぐ進めない、強い吐き気などがある場合は、自力で先へ進もうとせず近くのスタッフや救護へ知らせます。症状が重大か自分で判断できないときも相談してください。
意識や受け答えがおかしい場合は緊急の対応が必要です。周囲の人は119番への通報とスタッフへの連絡を行います。暑い環境で熱中症が疑われる場合は、救急要請と並行して涼しい場所で体を冷やしてください(JSPOガイドブック第6版、本文8〜9ページ (新しいタブで開きます))。
筋肉や関節の痛みが強くなり、歩き方が変わる場合も続行へ固執しません。関門に追われて急に無理なペースへ上げることも避けます。
参加案内で確認しておく棄権の流れ
以下は事前確認用の項目です。救護が必要な状態では、歩いて収容地点へ向かうより、その場でスタッフを呼ぶことを優先します。
- 動ける場合は周囲と接触しない安全な場所で止まる
- 大会スタッフへ競技中止を伝える
- 救護が必要なら申し出る
- 計測タグやゼッケンの扱いを確認する
- 指定の収容方法で会場へ戻る
- 荷物を受け取り、同行者へ連絡する
離脱先・収容手段・待機場所・タグの返却方法は大会ごとに異なります。参加案内の棄権手順を確認し、現場では大会スタッフの指示に従います。連絡せず帰宅することは避けましょう。
同行者との連絡を決めておく
応援者と「予定地点に来なければどこで待つか」「棄権時はどの手段で連絡するか」を事前に決めます。スマートフォンの電池切れに備え、大会本部や宿の連絡先を控えます。
リタイア後
症状が改善しても、無理に観光や長距離移動を続けません。胸部症状、意識異常、強い痛みなどがある場合は救護や医療機関の指示に従ってください。原因の振り返りは安全が確保されてから行います。
よくある質問
関門で止められた場合もリタイアですか?
競技終了となり、係員の指示に従って収容されるのが一般的です。計測タグなどの扱いは大会ごとに異なります。
歩けるなら自分でホテルへ帰ってよいですか?
大会へ競技中止を伝えず離脱しないでください。交通規制やコース外移動の安全もあるため、スタッフの指示に従います。
参考情報
- 日本陸上競技連盟「市民マラソン・ロードレース スタート前チェックリスト」: www.jaaf.or.jpの参考情報 (新しいタブで開きます)
- 日本陸上競技連盟「陸上安全ナビ」: www.jaaf.or.jpの参考情報 (新しいタブで開きます)
- 日本陸上競技連盟など「マラソンに取り組む市民ランナーの安全10か条」: www.jaaf.or.jpの参考情報 (新しいタブで開きます)
- 日本スポーツ協会「スポーツ活動中の熱中症予防ガイドブック」第6版、本文8〜9ページ: www.japan-sports.or.jpの参考情報 (新しいタブで開きます)